クマガイソウ Cypripedium japonicum
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クマガイソウの特徴
日本では北海道南部から九州の竹林などに群生します。
乱獲や盗掘が後を絶たず、絶滅が危惧されるラン科の植物です。
花の大きさは8cmほど。
唇のような形をした花の一部が袋状に膨らんだおもしろい形をしています。
この部分を鎌倉時代の武将・熊谷直実(くまがいなおざね)が背中に背負った母衣(ほろ;弓矢を防ぐために大きく膨らませた布のこと)に見立てたことから、「熊谷草(クマガイソウ)」という名前がつきました。
葉は丸みを帯びた扇が2つくっついたような形をしています。
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